うちで読んだ絵本たち

デザイン会社に勤務する母が娘に読んだ絵本のログと、うちの子の好き度などをまとめていきます。

004:低年齢向けながら良ストーリー「おつきさまこんばんわ」

   絵本を買い始めてから知った作家さんだけど、今ではとても好きな作家さんの1人、林明子さんの絵本。
赤ちゃん向けの絵本でありながら、よくある擬音繰り返し系ではなく、きちんとストーリーがあり、読んでいるのも楽しい。
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  • 世界観・雰囲気
    空を見上げている誰かが、月と空の移り変わりに語りかけるストーリー。赤ちゃん本らしいハイコントラストが特徴というよりは、ページの中のおつきさまの存在感が目を惹く。
  • 装丁
    ハードカバー。中面は普通のもの。
  • 特徴
    短いながらもきちんと「おはなし」が構成されている
  • 1ページの文字量
    30〜40文字程度(Amazon内の画像参照)
  • 音読目安
    2〜3分程度
  • ムスメに読んでいた時期
    0歳〜2歳
  • ムスメ好き度(星5中)
    ★★★
  • 母好き度(星5中)
    ★★★★★
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ボール紙絵本シリーズが割と擬音繰り返し系でなかなか母も絵本を楽しむ方向が見えていなかったのが、この絵本に出会って一気に開けた。そうか、私はおはなしが好きだったんだ、と。とても読みやすい長さと、ストーリーにマッチした挿絵がとても素敵で、一時は本当に何度も何度も読んだ。
おかぜでムスメも中身を覚えて、言葉が流暢になってからは、外で月を見ると「あっ!おつきさまだ!!おつきさま、こんばんわ!(本の中の一文)と言うようになり、あぁ、根付いているんだなぁと実感する。 

それはそうと、ボール紙絵本じゃなくなったことで一番心配してたのが、ムスメが絵本で手を切ってしまったり、破いたりしてしまうのではないかということ。
そんな心配していたところ、おそらく育児雑誌で「いらない雑誌を破かせると満足して本は破かない」というのを読んでいらない雑誌を与えたからか、本自体が破かれることは結果なかった。(ページに折り目がつく程度はあるけども…)